我が家に恵摩がやってきて早1ヶ月。
我が家に来た日
初めはガリガリで背中をなでるのも切なくなってしまう位だった恵摩も、1ヶ月経った今、骨と骨の間が肉で埋まった、位にはなりました♪
という事で、色々添加していたご飯内容も見直しを進め、標準内容に近くして体格の微調整をしています。
骨と皮の間に、うっすら1枚肉があるねー、位を目指します。
で、この1ヶ月、気を付けてきた事を覚書として記録しておこうかな、と。
普通はヘルシーなダイエットメニューを考える事が多い家庭犬達だとは思います。
でももし、ネグレクトなどでやせ細ってしまった子を保護するような事があった時、考え方の参考にしていただけたらいいなーなんて思います。
※今回の内容は我が家で恵摩に合わせて考えた食事内容ですので、全ての子に当てはまる訳ではありません。
※食事の量を増やす時には、必ず犬の消化の状況を細かく観察する事。下痢や嘔吐は痩せて体力の落ちている子には命取りになる事があります。
最初の2週間はトライアル期間でもあったので、基本はフードです。
・初日は仮母さんが持たせてくれたフードのみ。
環境変化による体調の低下などがないか様子を見ます。
・2日目、いただいたフードにうちのフードを2割程度添加
・3日目、お腹の調子もかなり良い感じなので、いただいたフードにうちのフードを5割添加して様子を見ます。体重6キロの犬位の食事量。
・4日目、お腹も特に問題無く、この日からうちのフードのみなので、フード量を5キロ分位にして、お湯でふやかし、粉ミルク添加。
5日目からは、パピーフードも使い、粉ミルク、リモナイト、チーズ、ゆで卵、にぼしなどでたんぱく質の含有量を増やし、ターメリックで肝臓のサポート、少量のゆで野菜なども入れ、とにかく全体的な栄養価の底上げをしました。
2週間のトライアルが終了し、正式譲渡になった後は、璃緒と同じ手作り食に移行しました。
璃緒はどちらかといえば、ムチムチ体型なので(笑)割と高たんぱく低カロリーに抑えた食事内容なので、その食事をベースに、引き続き粉ミルク、リモナイト、チーズ、ゆで卵、にぼし、ディアラのドライパーフェクトなどで栄養価を底上げ、亜鉛サプリで皮膚と被毛のサポート、ターメリックで肝臓サポートを続けました。
手作りのベースはいつもと同じように、出来るだけたくさんの旬の野菜たっぷりの雑炊で。
お肉は鶏、豚など、ご飯は雑穀ご飯です。
とにかく欠食児童のようによく食べるけどお腹は壊さないので、食べたいだけ食べさせる感覚で。
同時に散歩中も階段のぼりや傾斜のある道を選んで、筋力アップも!
そんな具合にあっという間の1ヶ月が過ぎました。
昨日のシャンプー後
とにかく色んな面で疲れ果てていたであろう恵摩の身体のメンテナンスを第一に考えました。
食事・運動・休息(環境)を整えてあげた結果、毎日本当に楽しくて仕方ない表情が沢山見えています。
逆に、人に媚びるような顔や態度は減ってきました。
見た目もひと回り大きくなった印象で、抱いた感じもズッシリと!
見栄えが良くなってきましたよ♪
木々の間を歩き、地面の匂いを嗅ぐ事で、犬としての本能を刺激します。
璃緒がやるのを真似て、少しずつ色んな物に関心を示すようになりました。
本来はかなり好奇心旺盛なやんちゃな性格みたいですからね。
やっとここでスタートに立った感じです。
ここからプードルとして、我が家の愛犬として、もっと色んな経験もしていってもらうつもりです。
カットモデルもやってもらわなきゃなんだから♪
保護犬だった過去なんて、きれいさっぱり忘れちゃおうねー!
里親募集書類に掲載されていた写真
※恵摩は繁殖所から助け出された元保護犬です※
恵摩を保護していただいた
ドッグレスキューには、今も本当の家族を待っている子達がたくさんいます。
2頭目をお考えの時は、ショップから子犬を買うのではなく、保護犬を譲り受けるという選択肢も是非加えていただきたいと思います。
但し、里親になるには審査があります。
成犬譲渡には子犬とは異なる苦労もたくさんあります。
安易に受け入れる事は決して出来ません。
あ、それは子犬も同じです。
犬と暮らすというのは、命を預かるという事ですからね!